多可町 そこまでやったか!

播州織の匠

播州織の後継者として、未来のためにできること。
新たな試みや他業種とのコラボなど
この世界の可能性を広げる活動を。

播州織は、多可町を昔から支えてきた大きな産業のひとつ。これからもずっと続く産業にするために若手が発端となって、個ではなく協力し合って何か新しい活動ができないか。そんな八千代区の野間織物組合の理事の言葉が発端となり、平成23年から多可町の播州織産業を支える当時の20~30代若手後継者で「NEXT(Banshu-ori Next Japan)」が結成されました。今は「小円織物、善徳織物、笹倉政芳織布、コンドウファクトリー、川上織物、橋本裕司織布(写真左から)」の6社で活動しています。播州織は色に染められた糸を使って織る、先染織物。そのため色落ちせず風合いが出るといわれ、昔からシャツの生地などに使われています。NEXTの6社は、タテとヨコの糸を交互に織るベーシックな「平織り」、タテ糸を一本毎にコントロールでき細かい柄を表現することができる「ジャガード織り」、一定本数のタテ糸を一緒に動かすことで緻密な織りができる「ドビー織り」という3業態に分かれていますので、各々の強みを生かし協力すれば何でも対応できます。

結成当初は手探りなことも多く、今も試行錯誤は繰り返していますが、ここ数年は生地の状態ではなく、最終製品までを各社でつくりブランドとして売り出すことに取り組んでいます。各々の技術を生かしながら播州織の魅力を製品に込めて直接使ってもらえる人に届けられるのではないかと考えたからです。播州織といえば、シャツ地というイメージですが、それだけではない。シャツ以外の服でも、雑貨小物でも生地を使う様々な製品になる播州織の広がりを表現したい、とも思っています。
最近では、新たな生地や各種製品の開発をはじめ、例えば丹波焼など他業種とのコラボや、播州織おしぼりをつくる等、各社で様々な活動をし、播州織の可能性も広がっていると実感しています。

Banshu-ori Next Japanは、それぞれの会社が主役。協力できる活動をしていきながら、刺激し合って播州織の世界・未来を広げていきたいです。将来的には、多可町に縫製工場がほしい、職人を増やしたい、など夢はたくさんあります。例えば多可町を、播州織の生地を選んでオーダーメイドのシャツをつくれるような町にしたい、なども考えています。
それぞれの夢をかなえるには様々なハードルもありますが、ひとつずつ取り組んで、播州織を盛り上げていきたいと思います。

Banshu-ori Next Japan

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